How to play / (3)人体発電の術
１．用意する物
電球（なるべく大きい物がよく見えて望ましいです）･･････１個
懐中電灯････････１つ
２．共演者
助手････数名（会場の電灯スイッチ操作係）
３．やり方
【１】あらかじめ片腕の内側に懐中電灯を縛りつけておきます。スイッチが外側に出るようにします。
【２】その上を袖口などで隠します。電球を取り出し、タネも仕掛もないというように観客によく見せた後、下図のように持ちます。
【３】助手に会場の電灯を消して暗くしてもらいます。演者は勿体ぶったあと下図のように構え、観客の注目を集めます。
【４】演者は、「人体発電の術〜！」というように掛け声をかけると同時に、仕込んだ懐中電灯のスイッチを入れ電灯を照らします。暗い中で電球に懐中電灯の灯りを当てると、電球自体が光っているように見えるのです。
４．ポイント
- 懐中電灯を仕込んだ腕もさりげなくしていることがポイントです。必要な動作は袖の上からスイッチを入れることだけなので、それが目立たないように、電球を観客に見せる動作（ひっくり返したり、持ち替えたりするのがよいでしょう）や、構えにはいる部分の動作などを、見栄え良くやるのがよいと思います。
- あと、会場の電灯を消すタイミングは重要です。簡単な役ですが、信頼できる人を助手に使いましょう。
５．ソース
巷に売っているマジックの本から教えていただきました。丸写しじゃないつもりなのでコピーライトは大丈夫だと思っていますが、怪しいかも知れません。苦情がございましたら、CXD01433@nifty.ne.jpまでお願いします。
簡単ではありますが、良くできたマジックで、私が演じたときも「あれは、電池がを仕込んで電線を引っ張ってあったんだろ？」という方がいらっしゃいました（私のTromboneの師匠）。見破った方もいらっしゃたかな？（某指揮者）
「人体発電の術」というのは強引に人体シリーズにしてしまった名前。名前からいくと、もう少し下ネタ方面に発展させられる可能性も秘めている気がします。