2005.08.04-2005.09.13  入院生活の記録

 

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20050812)

私の栄養

 

(前注)
 入院した8月4日から、腸に刺激を与えてはならないということで、水と飴以外は絶食であった。以来、8月22日の夕食から流動食を始めるまで、絶食が続いた。その間の栄養は点滴によって私の身体に注入され、生命を支えてくれたのであった。
 本文章は、絶食真っ直中の
8月12日に記したものである。この頃はまだ食欲がそんなにはなく、物を食べないことに慣れ切った状態であった。

 

 

 今の私は「フルカリック1号」という栄養で生きている。

 これがなくなると、何もエネルギーがはいって来ない。

 1袋のエネルギー量は560キロカロリー。1日2袋くらい使っているのかな。

 黄色い液体の頼りになるヤツだ。

 外部の光線から中身を守るためなのだろうか、オレンジ色のカバーを被せられている。

 一般的な薬剤であろうし、ネーミングもそういう雰囲気なのだが、今の私を生かし続けていてくれるフルカリック1号。

 製造元は「大塚製薬」と書いてある。

 何か、HINOちゃんに救けてもらっている感じがして心強いぞ。

 フルカリック1号 903ml。

 頼むぜ!

 

 と思っていたら、高カロリー過ぎるのか、肝障害が出たとのこと。

 さようなら、フルカリック1号。また逢う日まで。


(後注)
1)8月12日に一旦フルカリック1号に別れを告げたあと、別の低カロリーの点滴を続けたのち、8月20日に再びフルカリック1号に戻った。その後、8月22日から流動食を開始し、経口食の段階を上げていくに伴い、点滴からの栄養摂取を減らしていった。フルカリック1号には、最終的に8月26日までお助けいただいた。

2)入院中はメールをチェック出来なかったので判らなかったのだが、当のHINO氏より8月25日にメールをいただいていた。翌週に上京の予定があるのでお見舞いに行こうか、そのとき新製品の濃厚流動食を持参しようか、という、大変ありがたいお申し出であった。残念ながらそのメールを見たのは病院を一時外泊した9月10日のことであり、HINOには大変失礼してしまった。それにしても「濃厚流動食」、カロリーメイトがドロドロになっているようなものなのだろうか?
いや失礼。
HINOちゃん、お気遣いどうもありがとう!

3)と、ここまで書いてきて何だが、当のHINO氏から重大なご指摘をいただいた。フルカリックは大塚製薬ではなくテルモの製品だとのこと。どうやら勘違いをしていたらしい。すみません。

 


 

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